【羽村】梨泰院圧死事故について思うこと

今年も残すところ2か月ということで、時が過ぎるのは早いなと感じています。

さて、最近は、韓国であった梨泰院圧死事故についてのニュースが多いですね。

人があんな狭い通りの中にあんなに多くの人が押し込められていたというから驚きです。

これにより、肺が圧迫されたことによって呼吸ができなかったようです。

呼吸ができなかったことで死亡した事件は日本にもあります。

人工呼吸器の部品が原因で起こった事故です。

人工呼吸器は酸素が通る管と二酸化炭素が通る管があります。

この事故が起きた時には、この2つの管が誤って繋がってしまっており、

酸素が入ってこようとしますが、二酸化炭素も出ようとするため、

結局呼吸ができなくなってしまい小さな子供の命が奪われました。

この事故は2つの違うメーカーの管を病院が使っており、

どちらのメーカーも基準を満たした安全なものでした。

たまたま起こってしまった事故ですが、この死亡事故が起きる前に

ほかの病院の医師がこの事故の前に気が付いてそれぞれのメーカーにこの危険性を知らせていました。

それぞれのメーカーはわかっていたはずなのに、

部品を改良するなどの対応をしなかったために起きた事故でした。

人工呼吸器の事故とは違い、梨泰院圧死事故はこれを教訓にして、

次からはこのような事故が起こらないような対策ができるといいなと思います。