【青梅】H3ロケットの打ち上げは「中止」か「失敗」か

校長の米村です

 

先日のJAXAによるH3ロケットの打ち上げ

中断について　永岡文科相が「失敗」と

口を滑らせたり（その後すぐに言い直し）

共同通信の記者が「失敗」と言わせようと

しつこく質問を繰り返したりして

話題になっています

 

今回の事案についてはそもそも

「ロケット打ち上げ失敗」の正式な定義が

あるわけではないので記者のあの様な

追及に意味はないと思います

 

定義がないことを踏まえて私個人の考えを

述べますと「失敗」とは

打ち上がらなかったことではなく

機体が損傷する事故が起きたり

制御不能に陥ったりした場合を

指せばよいと思います

 

今回は機体のシステムが異常を検知し

着火信号がストップしたため

発射中止したそうです

 

つまり想定内の異常に安全システムが

きちんと作動して失敗を未然に防いだ

という寧ろ一番大切な安全性がしっかり

機能することが確認できたという

成功へのステップだと思います

 

成功でなければすべて失敗みたいな

短絡的な考えを持つのは

視野が狭いと言わざるを得ません

 

勉強だって同じです

間違いも成功への必要な道筋に

なりうるのです